説明:視聴メディア

    • YouTube
      個々の投稿ファイルの紹介(リンク)は行わず、検索に役立つキーワードを示しています。3号棟「文章を読む」でも、[薄紫色の注で]同様の方法を採っています。YouTube のサイトやアプリの検索欄にコピー・ペーストするなどしてお使いください。
    • ナクソス・ミュージック・ライブラリー(Naxos Music Library)
      有料サービスですが、図書館、教育機関等から、自宅聴取用のIDとパスワードの提供を無償で受けられる場合があります。情報量は非常に豊富です。
    • MP3ファイル
      Amazon等でダウンロード販売されています。CDと異なり、第1展示室『囚われの女』のような小品も、1曲単位で比較的安価(150~300円程度)に購入できます。例えば、第1展示室『囚われの女』の場合、「la captive berlioz mp3」で検索してみてください。
    • CD、DVD、BD
      訳者のレファレンス(主に輸入版)をご紹介する場合がありますが、必ずしも多くの盤を比較試聴した上での選択ではありませんので、ご承知おきください。
    • ベルリオーズ「作品全集」CDセット[2019年5月追記]
      ベルリオーズ没後150年を記念し、本年2月、フランスのワーナー・クラシックから、ベルリオーズの音楽作品をほぼ網羅した、27枚組のCDセットが出されました。
      この全集には、同レーベルの音源のほか、同レーベルと同じくワーナー・ミュージック・グループ傘下にあるエラートの音源や、同グループに引き継がれたEMIクラシックス、ヴァージン・クラシックス等の旧レーベルの音源が、多数収録されています。また、広く他レーベルにも協力を求める方針の下、ドイツ・グラモフォン、デッカ・ミュージック・グループ、ナクソス、ユニバーサル・インターナショナル・ミュージック等から提供された音源も、数多く含まれています。
      そのほか、この全集のために新たに制作又は入手された音源も、「世界初録音」と銘打たれ、加えられています(最初期の歌曲『羊飼いの少女のうらみ』、ローマ賞予選審査のため学士院に提出された2曲のフーガ、放棄されたオペラの構想『血まみれの尼僧』の断片等)。
      本全集は、以上のような豊富な録音資産の中から、ベルリオーズの作品を効率的、経済的、網羅的に揃えることができるという点において、大いに意義のある企画であるといえます。声楽作品やオペラに歌詞や台本が付されていないこと、デイヴィッド・ケアンズらによる解説等に日本語訳が提供されていないことなど、惜しまれる点が幾つかあることを考慮に入れても、ベルリオーズの作品を広く知りたいとお考えの方に、躊躇なくお薦めすることができます。
      なお、本全集には、当館においてこれまで紹介してきた音源や、今後紹介しようと考えていた音源が、数多く含まれています。そこで、当館では今後、ベルリオーズの音楽作品に言及する場合、できる限り本全集のCD番号・トラック番号を付記することとするとともに(例えば、前記『羊飼いの少女のうらみ』の場合、「作品全集CD6トラック2」、又はより簡略に、「全集CD6(2)」のように)、これまでにアップロードした資料についても、順次、同様の情報を加筆していくこととします。

       

      音源データ
      「ベルリオーズ作品全集」、ワーナー・ミュージック(輸入盤)
      Hector Berlioz The Complete Works, Warner Classics, February, 2019

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