説明: 第1展示室『囚われの女』

作品

イタリア滞在中のベルリオーズの心境を、色濃く反映した作品です。
この曲には、ピアノ伴奏版(演奏時間約4分)、チェロのオブリガートが加えられたピアノ伴奏版(同)、後年の熟達した楽器法を駆使して書かれたオーケストラ伴奏版(約8分)、オーケストラ伴奏版のピアノ編曲版(同)などのヴァリエーションがあります。
当館資料は、これらのうち、オーケストラ伴奏版に準拠しています(オーケストラ版のピアノ編曲版にも適合します)。
2017年夏現在、YouTube上には、オーケストラ伴奏版2、同ピアノ編曲版1の投稿がみられました。他の版との区別は、演奏時間を目安に行ってください。

訳者のリファレンス / Editor’s reference

ヴェロニク・ジョンス(ソプラノ)、ルイ・ラングレ(指揮)、リヨン国立歌劇場オーケストラ / Véronique Gens (soprano), Louis Langrée (conductor) , Orchestre de l’Opera National de Lyon
CDアルバム名「Berlioz Les nuites d’été, La mort de Cléopâtre, Zaïde, La captive, La belle voyageuse」 (Erato/Warner Classics, 2001)
同一音源:全集CD8(12)

キャサリン・ロビン(メゾソプラノ)、エリオット・ガーディナー(指揮)、リヨン歌劇場オーケストラ / Catherine Robbin (mozzo soprano), John Eliot Gardiner (conductor), Orchestre de l’Opéra de Lyon
CDアルバム名「Berlioz Nuits d’été / Mélodies」(Erato, 1990, apex, 2003)

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