作品
イタリア滞在中のベルリオーズの心境を色濃く反映した作品です。
1832年、ローマ東方の小さな町スビアコで着想されたこの作品の旋律が、ローマに持ち帰られピアノ伴奏を付されて演奏され、在ローマ・フランス・アカデミーで大ヒットしたことが、『回想録』39章(「ローマで私が書いた作品のこと」)に綴られています。
この作品には、ピアノ伴奏版(演奏時間約4分)、チェロのオブリガートが加えられたピアノ伴奏版(同)、後の熟達した楽器法を駆使して書かれたオーケストラ伴奏版(1848年編曲。演奏時間約8分)、この版のピアノ編曲版(同)などのヴァリエーションがあります。
当館の対訳は、これらのうち、オーケストラ伴奏版に適合しています(この版のピアノ編曲版にも適合します)。YouTube上の他の版との区別は、演奏時間を目安に行ってください。
訳者のリファレンス / Editor’s reference
ヴェロニク・ジョンス(ソプラノ)、ルイ・ラングレ(指揮)、リヨン国立歌劇場オーケストラ / Véronique Gens (soprano), Louis Langrée (conductor) , Orchestre de l’Opera National de Lyon
CDアルバム名「Berlioz Les nuites d’été, La mort de Cléopâtre, Zaïde, La captive, La belle voyageuse」 (Erato/Warner Classics, 2001) 第8曲
全集CD8(12) は上記と同一の録音です。
キャサリン・ロビン(メゾソプラノ)、エリオット・ガーディナー(指揮)、リヨン歌劇場オーケストラ / Catherine Robbin (mozzo soprano), John Eliot Gardiner (conductor), Orchestre de l’Opéra de Lyon
CDアルバム名「Berlioz Nuits d’été / Mélodies」(Erato, 1990, apex, 2003) 第2曲